【必見】我慢の取扱説明書

今後の思考

我慢はしたくないけど、我慢をしている人は多いのではないでしょうか。

世の中には、良くも悪くも我慢に関して様々な意見や考え方がありますが、1つだけ注意をしていただきたいことがあります。

例えば、我慢はしない方が良いとあるからといって、何事も我慢しない行動をしてしまうと、後に大変な状況になってしまう可能性が高いということです。そのため、しっかりと我慢について理解をしてから行動することをお勧めいたします。

今の世の中には、「我慢は、必要?不要?」、「我慢しない生き方」、「我慢しない方法」などの意見や考え方がありますが、何が正しくて何が間違いと思うのかは、人それぞれの価値観で決まっています。

「我慢する・しない」の判断も、「我慢して良かった・悪かった」と評価するのも、自分自身で考えることであり、他人があれこれ言うことではありません。

更に、我慢をしたから良い結果や、我慢をしなかったから悪い結果などは、一切関係ありません。そもそも我慢とは、【あくまでも物事の過程であって、結果には関係がない】ということを理解しましょう。

多くの人は、そのことに気付いていません。また、気付いていたとしても理解が出来ていません。それが、今の世の中の現状であり、我慢することがつらい・苦しいものであると認識され続けているのです。

今もストレス社会は続いており、こんな日々を繰り返していたら今以上につらい・苦しいことが増加していくことでしょう。

そうならないために、今まで不要な我慢をしてきた人は、必要な我慢と不要な我慢をしっかりと理解し、これからは有意義な人生にしていただけたら幸いです。

それでは、我慢について解説をしますので、ご参考にしていただけますと幸いです。

1.我慢の種類について

我慢には、【必要な我慢】と【不要な我慢】の2種類があります。本来であれば、どんなことも我慢するということはしない方が良いのですが、今の世の中では2種類の我慢を使い分けることが最善であると判断しています。

2種類の我慢を説明しますと、

【必要な我慢】
 ・意思や行動に、納得が出来る物事。

【不要な我慢】
 ・意思とは異なり、納得が出来ない物事。

「これだけ?」と、思うかもしまれませんが、これだけなのです。

今の世の中は、物事を細分化したり、過去や未来のことを考えていたりと、簡単な問題すら複雑にしてしまっているのです。

2.我慢すること・我慢しないこと

我慢の種類について説明をしましたが、実際に我慢することと・我慢しないことを、食生活を例に説明します。

現代では、健康を維持するために、タンパク質・炭水化物・脂質・ビタミン・ミネラル・カルシウム・カリウム・鉄などの栄養バランスを考えた食事が推奨されております。しかし、多くの人は徹底した管理はされていないのではないでしょうか。

<食事の管理がされていない>
 ・好きなものを、食べる・食べない
 ・嫌いなものを、食べる・食べない
 ・食事の量や時間を、管理する・しない

このように、我慢をする・しないを自分の意思で決断している。また、その行動に対して今後に起こり得る可能性も含め納得が出来ているので、これといった不満もなく生活をしているのでないでしょうか。

しかし、健康を維持するためにと、食事が強制であった場合はどうでしょう。

<食事の管理がされいる> 
 ・好きなものを食べられない
 ・嫌いなものを食べなければいけない
 ・食事の量や時間を自由に決められない

いくら健康を維持するためであったとしても、自分の意思で決めることが出来ないとしたら、納得することは出来ません。最初は些細な我慢かもしれませんが、やがて大きな不満へ繋がり、我慢することがつらく・苦しくなってしまいます。

そうならないために、【何事も自分のことは自分で決めること】これが最も重要なことであると理解しましょう。他人が決めたことでも、意思や行動に対し納得が出来るのであれば必要な我慢になります。そして、それ以外は、不要な我慢であるということを知りましょう。

判断を他人に任せるのではなく、今後のことも考えて自分で何事も決めるように行動が出来るようになれば、精神的な負荷は大幅に減少していきます。

3.我慢は、あくまでも過程であって、結果ではない

世の中では、なにかと我慢。我慢。我慢。と、何の意味や説明もなく、小さい頃から教育されているのではないでしょうか。しかも、我慢をしていれば、いずれ良いことがあるとか。チャンスがあるとか。このような使い方をしている人もおりますが、そのような根拠がない言葉は信じる必要はありません。

そもそも我慢とは、物事の結果が良かったとしても悪かったとしても、関係がありません。我慢して良かった悪かった。また、我慢しなくて良かった悪かったと、結果と結びつけるような使い方をしている人が大半ですが、それらは結果論であるということを知りましょう。

例えば、我慢してまでやったことが結果的に良かったとします。ですが、更にその先の物事によっては、いくらでも我慢に対しての評価は変わってしまうからです。

要は、【あくまでも過程の一つであって、結果には関係がない】ということを理解しましょう。

4.我慢の先には、何があるのか?

今の世の中のは、どの環境においても、大変ことはあります。それは、どんな世の中になっても続くことでしょう。

ですが、我慢は一時的なものであって、続けることではありません。

必要な我慢は、自分自身を含む人の幸福のためにすること。また、不要な我慢は、自分自身を含む人の不幸のためにすることを理解してください。

人の幸福のためであるならば、我慢をしてもつらい・苦しいとはなりません。

人の不幸になるのであれば、我慢すればするほど何かを犠牲にしているので、つらい・苦しい日々になります。まさに、今の世の中です。

我慢は、自分自身で判断することですが、その先の未来を目指すためには、皆さんの協力が必要なのです。

5.まとめ

我慢をする・しないは、今後のことを考慮し、自分自身で考え決断をすること。

自分自身を含む人の不幸になることはしないこと。

我慢についての概略となりますが、ご参考になれば幸いです。

別途、詳細を知りたい人はお問い合わせいただければ、返答をさせていただきます。